■2025年9月29日(月)~30日(火) 視覚障害者向けツアーを行います。
申し込み開始は、8月18日、月曜日10時です。
視覚障害の方の読み上げ機能に対応するために漢字とひらがなが混じった表記となっております。
視覚障害者向けツアー、瀬戸ないかいシーカヤックと福山・鞆の浦、体感の旅2日間のご案内
みなさま、こんにちは。広島県福山市の旅行会社、福山観光旅行から、視覚に障害のあるかたにもお楽しみいただける、1泊2日の瀬戸ないかいシーカヤックと福山・鞆の浦、体感の旅を企画いたしました。
舞台は、広島県福山市。江戸の面影を残す港まち・鞆の浦や、美しい自然が広がる仙酔島での体験を通して、五感いっぱいに瀬戸内を味わっていただけます。
今回は、視覚障害者の移動サポートを学ぶ「手引き研修会」もあわせて実施しますので、単独での参加が可能です。研修を受講するのは、医療・福祉の専門職や観光事業に携わる方々ですが、手引きは初めてです。予めご了承ください。そして、2日間の旅を通じて手引きの方法を是非教えてあげてください。
ツアー当日は、これらの研修参加者が手引きスタッフとして、集合場所のJR福山駅から、鞆の浦までの道中をはじめ、移動の際にしっかりとお手伝いします。そのため、おひとりでのご参加でも、安心して旅をお楽しみいただけます。
また、このツアーは視覚障害者ツアーのスペシャリスト、ふちやま知弘さんが下見から監修をしています。ふちやまさんは、旅行会社で20年以上、国内外の視覚障害者向けツアーを企画し、世界初、夢の視覚障害者自働車運転ツアーを開発されました。
詳細について
実施日:2025年9月29日、月曜日から 30日、火曜日
旅行代金:福山駅発着、おひとり様5万円
各地からJR福山駅までの交通費は旅行代金に含まれません。
ご家族、ご友人など手引きの方とペアで参加の場合は5万円かける2名様分となります。
募集人員:5組5名様限定(単独参加のかたの手引きはこちらでご用意します)
ホテル:福山オリエンタルホテル、単独参加はシングルルーム、ペア参加はツインルーム
交通:初日の移動は公共バス、2日目は徒歩移動となります。
食事回数:朝食1回、昼食2回、夕食1回
添乗員:2日間同行します。
集合場所:JR福山駅 改札前(11:10)
以下の新幹線を参考にしてください。
東京方面からの場合、のぞみ11号、東京駅発7:30、名古屋9:10、京都9:46、新大阪10:02、新神戸10:15、岡山10:47、福山駅到着は11:03です。九州方面からの場合、さくら544号、鹿児島中央駅発7:42、熊本8:39、博多9:23、広島10:33、福山駅到着は10:56です。
以下は、当日のスケジュールです。
9月29日、月曜日
集合は午前11時10分、JR福山駅の改札前です。駅までは事前にJRなどの乗り継ぎサポートをご手配ください。改札はひとつだけですので、手引きスタッフが分かりやすくお迎えいたします。
到着されたら、駅北口から徒歩3分、福山観光旅行のオフィスビルへ向かいます。1階のカフェスペースで受付を行います。
まず自己紹介から。続いて昼食には、地元食材をふんだんに使った「うずみ寿司」をご用意します。ごはんの下に具材を“うずめる”独特の盛り付けは、江戸時代の倹約令から生まれた福山の郷土料理。まるで宝探しのような楽しさと、滋味深い美味しさが詰まった逸品です。シンプルな装いですが、ひと口ごとに驚きが待っています。穴子、海老、貝などの海鮮が、酢飯の下に隠れていて、食べ進めるたびにサプライズが訪れます。歴史とともに受け継がれてきた味わいを、ぜひ物語ごとご堪能ください。
12時25分、福山駅南口のバス停から鞆港行きの路線バスに乗車し、約30分で鞆の浦へ。潮の香りや波の音、ピーヒョロロと鳴く鳶の声、路地を抜ける風。港町の空気を五感で感じながら、約1時間の散策をお楽しみいただきます。鞆の浦名物、十三種類の生薬を漬け込んだお酒、ほめいしゅや、アイスクリーム、かき氷もご案内できます。
その後、渡船で5分ほど揺られ仙酔島へ。仙酔島は、全国初の国立公園・瀬戸ないかい国立公園の一部で、龍神伝説や五色岩など神秘的な魅力に包まれた場所、そして宮島に建立されている厳島神社建設の最初の候補地でもあったことからも、パワースポットとしても知られる島です。
砂浜に移動したら、いよいよシーカヤック体験。ライフジャケットを身につけ、準備体操、漕ぎ方のレクチャーを受けたら、手引きのパートナーと2人1組で瀬戸ないかいへ漕ぎ出します。ガイドが同行しますので、穏やかな海を安全に楽しめます。風が弱ければまるで湖のように穏やかな瀬戸ないかいで、パドルが水をかく音、波に揺れる感覚、頬をなでる潮風など、約1時間の瀬戸ないかいシーカヤックをお楽しみください。
シーカヤックのときは、通常の服装で大丈夫ですが、動きやすく万が一濡れても良い格好で参加いただきます。念のため着替えを持っていきます。必要に応じて日焼け止めをご用意ください。福山駅集合後に、福山観光旅行の社内で着替えていただくことも可能です。
シーカヤックは少雨の場合は実施、荒天の場合は別内容の観光プログラムに変更してご案内します。
16時35分の船で鞆の浦へ戻り、バスで福山駅へ。18時前に駅前の福山オリエンタルホテルにチェックインし、18時30分から徒歩2分の居酒屋で夕食です。瀬戸ないかいの新鮮なお刺身や地元のお酒を味わいながら、一日の思い出を語り合いましょう。夕食後、手引きスタッフはホテルのお部屋までご案内して解散となります。
9月30日、火曜日
朝食は7時頃から。手引きスタッフがお部屋までお迎えにあがります。
福山オリエンタルホテルは朝食が美味しくおすすめです。契約農家さんや漁師さんとのお付き合いを通して旬で新鮮な食材を仕入れて、その味を最大限に引き出し、バイキング形式で提供しています。2023年にはフードメイド、グッドジャパンアワードにて2部門でファイナリストに選出され、ビジネスホテルとして初の2つ星を獲得しています。
8時45分にホテルを出発し、徒歩10分で福山じょうへ。福山じょうは、江戸初期に築かれた平山じょうで、現在は天守閣までバリアフリーで上がれます。今回は福山市内の企業が金属精密加工技術とスリーDデータで再現した250ぶんの1サイズの天守閣をお借りし、皆さまに触れていただきます。
その後、徒歩15分で福山自動車時計博物館へ。館内には大正時代のT型フォード、昭和初期のダットサンから昭和30年代の車を中心に1915年式T型フォードスピードスター、1935年式ダットサンフェートン、1955年式、陸王サイドカー、1971年式ダイハツの集配用電気自動車、1962年式マツダ360クーペなど歴史あるくるま十数台に実際に触れたり運転席に座ったりできる体験型施設で、60分たっぷり楽しめます。ぜひ、多くの乗り物をお楽しみください。
その後は、懐かしい日野ボンネットバスに乗り込み、お好み焼きのお店に向かいます。ボンネットバスのエンジンの響きや車体の揺れも旅情を誘います。昼食は中華麺入りの広島ふうお好み焼き。鉄板でジュージューと焼ける音、香ばしく焼けたソースのかおりを感じながら、鉄板から小さなコテで口に運ぶのが広島スタイル、お皿に取り分けてゆっくり食べるのもよし。広島県民がこよなく愛するソウルフードをご堪能ください。
13時に福山駅へ移動し、駅ビルでお土産タイム。13時30分頃に解散となります。
申込みに際してのご案内
以下は申し込みに際してのご案内です。
全盲の方の単独参加が可能です。手引き者の追加費用はございません。手引きのかたとご参加の場合2名分の旅行代金がかかります。
※当日手引きをする研修参加者はほとんどが初めてです、手引きの方法等をアドバイス願います。
取材等が入る可能性がございますので、写真撮影やインタビューにご協力いただけるかたを条件とさせていただきます。
天候等の都合で内容が変更になる場合がございますが、その場合は事前に連絡いたします。
お申込みの際は、視力の状態(全盲か弱視、弱視の場合はどれくらい見えるか。)と盲導犬の使用の有無と、シーカヤックで必要な情報として、足のサイズ、身長、体重もお伝えください。
当日は11時10分までに直接JR福山駅にお越しください。改札前に集合します。
申し込み開始日
申込開始日は、8月18日、月曜日 10時です。
申込みはお電話またはメールにて下記予約専用窓口までお願いします。
電話の場合0849245816
担当:うるしかわ
メールアドレス:info@fkr268.jp
メールでお申込みの場合、氏名、生年月日、性別、住所、当日つながる電話番号、足のサイズ、身長、体重、単独参加かペア参加か、ペア参加の場合は同行者も氏名、生年月日、性別、住所(ご家族の場合は不要です)、当日つながる電話番号、足のサイズ、身長、体重を記載しお申込ください。また、視力の状態(全盲か弱視、弱視の場合はどれくらい見えるか。)と盲導犬の使用の有無もあわせてお知らせください。
今回のツアーに関することやご不明な点は、以下までご連絡ください。
福山観光旅行 担当:うるしかわ
電話0849245816
申込み後に、取消料等の旅行条件が記載された契約書面とご旅行代金支払いのご案内等を郵送でお送りします。
申込み締め切り
申込締め切りは、2025年8月31日日曜日です。
ただし、締め切り前でも満員になり次第、募集を終了いたします。
情報の拡散もご協力お願いいたします。
皆様のお申込みを心よりお待ち申し上げます。
旅行企画実施:福山観光旅行株式会社
広島県知事登録旅行業第2-68号
住所:広島県福山市丸之内一丁目3番19号
旅行業務取扱管理者:うるしかわ はるき
企画協力:福山市地域おこし協力隊、リハノワ代表 河村由実子、ユニバーサルツーリズムアドバイザー、ふち山知弘
ご案内は以上となりますが、最後に誰もが一度は聴いたことがある筝曲、琴の曲の「春の海」はこの鞆の浦の海をイメージして作曲されたものです、下記URLをクリックいただくと曲を聴くことができます。
春の海を聴いて鞆の浦をイメージしてみてください。